「わたしの、先生になってもらえませんか」 2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。 南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救う。 その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。 かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。 出口のない世界の縁辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男が見届ける、この世界の様相とは…。